このブログはコラムに身辺雑記を加えたものです。政治・経済の問題については 別ブログで書いてます。(場所は秘密)

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Author:たかず

なかのひと

勝を呼べ

大河ドラマ「篤姫第46話「慶喜救出」
宮崎あおい 瑛太 稲森いずみ 堀北真希 平岳大 中嶋朋子 北大路欣也 
小澤征悦 原田泰造 片岡鶴太郎

天璋院(宮崎あおい)と静寛院(堀北真希)は大奥で寂しい正月を迎えていた。
二人の願いも空しく、大坂では慶喜(平岳大)が薩長軍を討つ兵を挙げようと
していた。西郷(小澤征悦)たちも幕府軍を迎え撃つ準備を京で整え、ついに
戦いが始まる。薩長軍は岩倉(片岡鶴太郎)の準備した錦の御旗を戦場で掲げる。
天皇の敵となった幕府軍は総崩れとなり、慶喜は部下を捨て江戸へ逃げ帰って
しまう。慶喜は勝(北大路欣也)に力を貸して欲しいと頼むが、頼るべきは
天璋院だと言われ、しぶしぶ面会を申し込む。慶喜が逃げ帰ったという知らせは
大奥を大きく揺るがしていた。慶喜の首を差し出せと言う本寿院(高畑淳子)の
叫びに、沈黙を守る天璋院。対面の席で、生き恥をさらすくらいなら死を選ぶと
言う慶喜に、天璋院は生きるべきと告げる。そして静寛院とともに慶喜助命の
願いを書くことを決意する。驚く慶喜に、慶喜もまた自分の家族であると語る
天璋院。天璋院は、亡くなった家定、家茂の分まで生きて欲しいと慶喜に伝える。
一方、京では西郷が江戸攻めの指揮をとりたいと岩倉に願い出ていた。その目は
討幕の決意に満ちていた…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また、2週書くのが遅れてしまったぁ・・・

ここ数回、動きは京都が中心で、幾ら無茶な大河ドラマととはいえ
天璋院は それに参与することはできない。結局、天璋院は生じた事態に対し
「なんじゃと」と驚いて「何ということじゃ」と嘆いて、説明のために
「勝じゃ、勝を呼べ」ってことになっていた。そんな天璋院にようやく出番が。
まあ史実上は、ホントはそもそも ここしか出番はない人。

鳥羽伏見の戦いが始まる。
兵の数では圧倒的に有利な徳川軍に対し、薩長軍はいくさを仕掛けた
薩長軍の切り札は錦の御旗
西郷「朝廷より賜りし錦の御旗じゃ。我らに敵対する者はこの御旗に逆らう者。
すなわち、朝廷の敵である」
錦の御旗を見た徳川方は総崩れとなった。
※この錦の御旗 結構適当なものだったんやけど

慶喜は愕然とする「錦の御旗じゃと。わしは朝敵となったということか」
慶喜はその夜 僅かな側近と共に、密かに大坂城を抜け出し、江戸に向かって
いた。
※逃げ帰ってきたわけやね。理由ははっきりとはわからないけど、
まあ「朝敵」とされたことに動揺したんやろうね。やはり水戸藩出身で、
母親も宮家(有栖川宮織仁親王娘)やから。
しかし、いくらなんでも戦いシーンを略しすぎやね。

勝は慶喜から呼び出され、浜御殿へ
勝「薩長軍勢が兵を整え、遠からず江戸を目指してくるのは間違いありません」
家臣どもは皆、公方様が徳川の陣営を立て直すために戻られたと考えておりま
しょう。江戸こそ徳川宗家の本陣 戦をするのはここしかないと」
慶喜「むろん そのつもりじゃ」
「しかし、そうなると江戸は戦場と化し、何千何万という民が命を失うことに
なりまする」
「そうはならぬようにせねばなあ」
「公方様は嘘をついておられましょう。江戸で雌雄を決するおつもりなら、
まずは京、大坂で敵を食い止めようとなさったはず。その算段を何故おつけに
ならなかったのですか」
「それは そちの申す通りじゃ。何も考えてはおらぬ」
「ただ一度負けたからといって、むざむざ逃げ帰るなど。なんという事をなさ
れましたか」
「勝、わしは水戸徳川家の出である。幕府より朝廷を敬い、ひたすらに尊王を貫けと
いう先祖代々の教えを誰よりも忠実に守って来たつもりじゃ。そのわしが朝敵に
されるなど合点がゆかぬ」
「わしに力を貸してくれぬか?今となってはは頼るべきははそちしかおらぬ」
「頼るべき相手は私ではないかと存じますが。天璋院様です。あの方にお会いに
なっては如何でしょう?」
「何故わしが?薩摩と繋がりのある方ゆえ、わしに命請いでもせよと申すか。
このわしを朝敵に仕立て上げた薩摩の それも分家の娘風情に」
「何も考えず 今はあの方にお会いになることをお勧め致します 」

その報せらせが届いた大奥
天璋院「よもや 慶喜公が逃げ帰ってくるとは。何ということを」
唐橋「余程、誇り高きお方なのですねぇ。公方様にございます。それゆえ、朝敵の
烙印を押された事が我慢ならなかったのでございましょう」

※天璋院は「戦は避けねば」というセリフがあったけど、それならほとんど戦わず
して逃げ帰ってきたことは褒めるべき事では?
(そもそも大河ドラマの女性は決まって時代にそぐわないほどの反戦論者)

天璋院と対面した慶喜。此度の顛末について
「辞官納地を受け入れることで戦を避けようとしたしましたが、薩摩の策略に
乗せられ、図らずも戦に引き込まれ、敗北を喫しました 以上が事のあらましに
ございます」
「なぜ、多くの兵を置き去りにし、江戸へ逃げ帰ってきたのですか?」と天璋院。
「逃げ帰ったつもりはございません。私が大坂より姿を消さなければ、血気に
はやる我が軍と薩長軍はどちらかが滅ぶまで戦い続ける事となったでしょう」
「あなたが大坂を離れたのは戦を止めさせる為だと言いたいのですか?」
「いかにも。左様にございます。真の敵は諸外国にございます。その敵から日本国
を守るには内輪の戦を避けるに他なく、その為に私は」
「何の為に。何の為に私に会いたいと?勝安房守。勝に言われて。そうですね。
あなたが自分の意志で来る訳がない。あなたは私を侮っておいでじゃ。私が女子
ゆえ、そして成り上がりゆえ」
「何を仰せになりたいのですか?」
「しかし、今は大奥を統べる大御台所の身。このような事で徳川家を潰す訳には
いかぬのです」
「私とてこの徳川宗家を救えるのなら、この首の一つや二つ差し出す覚悟は出来
ております」
「首を差し出す。死ぬ覚悟が出来ているというのですか」
「それで徳川家が赦されるのであれば」
「きれい事はもうよい」
「首を差し出すのがきれい事でございますか?」
「きれい事じゃ。最後の将軍徳川慶喜は潔く散った。でもその後に残るのは、
本来の徳川宗家でない。当主を殺し、おめおめと生き残った惨めな抜け殻じゃ」
「では、私はどうすればよろしいのですか?朝敵にされたまま、このままおめおめ
生きよと」
「生きてもらいます。あなたを信じ、従ったばかりに裏切られた者たちへの償いの
ためにも」
「生き恥を晒せと」
「晒すのです。それとやるべき事はもう一つ。」
二人は静寛院のもとに
慶喜「それでは私にひたすら恭順を、隠居謹慎をせよと」
天璋院「戦を避ける為にも徳川宗家の汚名をそそぐ為にも、今はひたすら赦しを
請うしかないでしょう。薩摩長州と戦うべきだと言い出す者たちも大勢おりましょう。
その声に耳も貸さず、ひたすら恭順謹慎を貫くのです。よいですね。
しかし、それだけでは敵も赦してはくれぬでしょう。私は嘆願書を書こうと思います。
徳川慶喜の一命を救ってくれるようにと。出来ますれば、宮様にもお力添えを頂き
とうございます」
慶喜「何故、そこまでの事をこの慶喜の為に」
天璋院「あなたは家族です。徳川という家に集った家族である以上、私は命をかけて
あなたを守らねばなりませぬ。あなたは聡明な人です。全てが見通せてしまったので
しょう。朝敵として追われる身となる事をその末に更なる戦と流血が待っている事を。
人の上に立つ者は孤独です。その孤独の苦さ辛さは味わった者でなければ分かりません。
大奥の者たち1000人を取り仕切っていく事でさえ、時にその恐ろしさに身がすくみます。
それが天下を治める将軍ともなれば、いかほどのものか。それをお分かりなのは、
私が知る限り家茂公と、夫であった家定公でした。お二人とも将軍の重荷を背負われ、
若くして亡くなりました。あなたは生きて下さい。お二人の分まで。これまでのご苦労
お察し申し上げまする」

※相手の心が読めすぎる天璋院様 さすがです。ここまで来ると被害妄想のような「読み」ですが。
まあ・・・天璋院の助言で慶喜が謹慎したことにしましたか。
史実の天璋院は逃げ帰ってきた際の慶喜を「冷遇」したという表現がピッタリなんやけどね。
また「家族」ということで括りますか。この言葉、違和感あるわ。

それにしても
天璋院のセリフに大奥の者たち1000人を取り仕切っていく」ってのがありましたが、
このドラマの大奥って、数十人もいないようなショボい感じにしか見えませんね。
人を多く出すと、衣装が大変なんでしょうけど。
これだけ経費の節約をしまくっても、このドラマ一本の制作費は平均5910万円
なんだそうだ。

今日では西郷が岩倉に
「不肖、西郷 江戸総攻めの采配をとりたく存じもす」
岩倉「こちらも最初からそのつもりでおりました。ただ、勅命による討伐やから
有栖川宮熾仁親王さんに大総督をお願いすることになる。あんたさんは、その参謀役と
いうことになりますがよろしいかな。しかし、皮肉なもんやなぁ。薩摩の西郷さんが
薩摩の天璋院さんを追い詰め、それと、さっき話した大総督の熾仁さんなあ、あれは昔、
和宮さんの許婚やったお人や。歴史いうもんは、こういう酷いことを時々やりおるんやなぁ」
西郷「そいはむごいとは言えもはん。縁もゆかりもない相手に討たれる方がいっそ
むごいと思いもす」

それにしても謎はタイトルの「慶喜救出」
大坂城からは慶喜は勝手に逃げただけだし、天璋院は「救出」どころか
寛永寺に謹慎させて、閉じこめているわけだし・・・・
「追いつめられた慶喜の窮地を救った」ってことなの??

結局、会津の松平容保は出ずじまいか?
2008/11/30 21:00|大河ドラマ

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