このブログはコラムに身辺雑記を加えたものです。政治・経済の問題については 別ブログで書いてます。(場所は秘密)

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例の始祖鳥 日本初公開 「大英自然史博物館展」 国立科学博物館(前編)

上京物語その742

上野の国立科学博物館で現在開催中の
大英自然史博物館展
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大英自然史博物館の誇る8000万点の収蔵標本の中から、
世界的にも貴重な「至宝」のコレクション約370点を選りすぐり、
一堂に展示するのが、今回の「大英自然史博物館展」です。
同館は、伝統的に主要所蔵品の貸し出しを控えてきたため、
これが初めての世界巡回展となります。その最初の会場に
選ばれたのが、ここ日本の国立科学博物館です。
出品される展示物は動植物、化石、鉱物など多岐にわたり、
すべて日本初公開を予定しています。


2017年3月18日~6月11日

国外はおろか大英自然史博物館すら出たことがないものが
多数展示されているんですよ
初めての世界巡回展でその最初の会場が
ここ国立科学博物館というわけです

しかし・・・・
平日なのに朝から人がめちゃくちゃ多くて
大変でしたねぇ
ただでさえ暗くて写真が撮りにくいのに
人が写らないように撮るのが・・・
結果的に
割と目立つものしか写真は撮れませんでした

前後編で

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ガラス細工のマダコの標本

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キリンの首だけ・・・
ウォルター ロスチャイルドの寄贈

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インドスイギュウの角

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フウチョウ

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ガラスケースのハチドリ

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屋根のテラコッタ製ライオン像

これだけ見ると
なんだかわかりませんが
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古代エジプトのネコのミイラ

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タマカイ

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集団で交尾したまま窒息死したと思われる三葉虫

なんて表現をすればいいんでしょうか・・・・

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展示は大英自然史博物館の歴史から

設立のプロセスは
ハンス・スローンのコレクションをイギリス政府が購入し
建てられたのが大英博物館
そこから分離されたのが大英自然史博物館ですね

因みに
スローンが持ち込んだ中国茶も展示されていますが
スローンはジャマイカでカカオとも出会ったんです
原住民がそれを水と混ぜて飲んでいたのに対して
牛乳と混ぜると飲みやすいことに気が付いて
それを帰国後に広めたんですね
Sir Hans Slone's Milk Chocolateとして発売

大英自然史博物館 初代館長となったのは
リチャード・オーウェンです

彼の比較解剖学の研究者としての面目躍如たるエピソードは
絶滅鳥モアの話ですね

最初にオーウェンのもとにもたらされたのは
gernrijlkHIMG_1730.jpg
大腿骨だけなんです
(今回の展示はそのレプリカ)

彼はそれだけから比較解剖学の見地により
巨大な飛べない鳥だと気づいて
全体の想像図を描くんですね

のちに全体骨格が見つかり
彼の予想通りの姿をしていた
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モアの全身骨格

同じような話が続きます
ギデオン・マンテルは歯の化石を発見
彼はその歯が古代の巨大爬虫類のものだと推定

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イグアナの歯と特徴が一致することことから
イグアナの歯を意味する学名「イグアノドン」と命名
odont=歯

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イグアノドンの骨盤

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因みに
先のリチャード・オーウェンは
そのような大型陸生爬虫類を包括し
dinosaur (ギリシャ語  deinos 「恐ろしい」 + sauros 「とかげ」)=恐竜と命名
1842年のことでした

さあ
続いて
チャールズ・ダーウィン

ダーウィンは探検船 ビーグル号に乗り込んでガラパゴス諸島
などへ航海
この旅行が「種の起源」を書く契機ともなりました

「種の起源」直筆原稿とともに
コガラパゴスフィンチ  チリマネシツグミ
も展示されています

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アルダブラゾウガメ

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キサントパンスズメガ

発見前からダーウィンによって予言された蛾
マダガスカル島の蘭ラン アングレクム・セスキペダレ
ダーウィンはその長い距に着目し 長い口吻を持った蛾がいるはずだと
予言したのです

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ウォーレスのオランウータン

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さあ
いよいよ
今回のメイン
始祖鳥

ダーウィンが「種の起源」を出版した2年後
最初の始祖鳥化石が発見
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始祖鳥の最初の全身骨格ですね
現在 始祖鳥の化石は12体ほど発見されているようですが
脳と三半規管の形が復元できるのは
このロンドン標本だけ
これから発見されるものが始祖鳥かどうかを判定する
タイプ標本でもあります 
大変貴重なもの

これが
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その始祖鳥の脳部分

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始祖鳥化石の展示は 2011年の「恐竜博2011」での
サーモポリス標本以来ですが・・・・
このロンドン標本はイギリス国外どころか
大英自然史博物館すら出たことがないレアなもの

おまけ
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始祖鳥 CG

因みに
誰がdinosaurを「恐竜」と訳したか
はっきりしないところですが
有力な候補の一人は
日本における古生物学の先駆者 横山又次郎です

so.jpg
始祖鳥の訳語も彼の造語なんでしょうか?

大英自然史博物館の始祖鳥 スケッチ図も掲載されています
ロンドンを「倫敦」ではなく「龍動」と表記していますね

続く


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